テレアポコラム

営業職は嫌われる

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「営業職は嫌われる」です。

先日、テレビを見ていると若い人の働き方や考え方を討論する番組がやっていました。 その中でやりたくない・なりたくない職種では営業と店長があげられていました。 営業に対するイメージが悪いのか、「ノルマが大変そう」「帰る時間が不規則そう」「疲れそう」、こんな事を言う人が多かったです。 店長職も同じような事が言われていました「責任が重い」「他の人よりも働かないといけない」等

これだけを聞いていると楽な仕事だけ選んでいるように聞こえますが、クリエイティブな職種は人気でヤリガイがあるように言っていました。 まぁ現実にはクリエイティブな職種も労働時間や拘束時間は長いと思いますが。

しかし、そういう考え方が多くなると営業をやる人がいなくなってしまいます。 ウェブで完結すれば良いのかもしれませんが、対面での商談も100%無くなるかというと今の段階では難しいと思います。

営業=売り込みという考えが敬遠される理由かと思いますが、今は時代も変わっているので強引な売込が出来る時代でもありません。 一部の業界には強引なやり方も残っていますが、インバウンドマーケティングが主流にもなっているので、まったく興味の無い人にアポを取って売れる時代でないと思います。

それから、この番組では若い世代はコミュニケーション能力が低いと言われる。 この事にも触れていました。 生まれた時から携帯がある世代は、人と会話をするよりもゲームやPCをやっている時間の方が長く、調べる時は辞書よりもネット検索、メールは使わずにアプリを使う。

おじさんの私には分からない世界です。

確かに、弊社に入社してきた若い人も会社を休む時にはメール連絡です。弊社は電話仕事の会社なので、少なくても休む時は自分の声で話しなさいと言いますが、これも古い考えなんですね。 営業をやる人がいなくなるという事は電話の業務をやる人も少なくなるという事です。 将来を見据えて今から教えて育てていかないといけないと感じています。 しかし、ずっと営業をやってきた私にとって、営業職は嫌われるという部分は悲しいものがあります。

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