テレアポコラム

テレアポ営業を受ける

テレアポ職人の竹野恵介です。
今回のテーマは「テレアポ営業を受ける」です。

先日、衝撃的なテレアポ営業を受けました。 某クレジットカードの営業です。内容は法人向けのクレジットカードの営業です。 決済サイトが50日なのでキャッシュフローが・・・ 明細がそのまま経理処理ができる・・・ 色々と特長がある様ですが、これがすべて棒読みです。

抑揚も感情表現も質問もなく淡々としゃべっています。私が黙っているので(あまり棒読みなので、どこまでその調子か試す為に黙っていました)結局最後まで某読みでした。 最終的には営業に来たいというので断りましたが。

久々の経験です。
この会社は結構大手なのでそれなりに教育もしているかと思います。

しかし、こんな棒読みの人にコールをさせるとは、いくら人手不足だと言ってもヒドイです。こういう事をするとその会社のイメージを損ないます。 そして、こんな棒読みではアポは取れないと思うので、テレアポが嫌いになる人を一人生む事になります。

テレアポ業界としては人材不足なので極力こういう事は避けたいです。

大手ではなければ、私の「テレアポ職人」の肩書きを伝えて本を読んで貰う様にします。実際、それで後日上達しましたとメールを貰う事もあります。

弊社は求人の広告を出すので多くのテレアポ営業に遭遇します。
中には「これは良い」と思う人もいますが、ほとんどがダメなパターンです。

では、一体何がダメかと言うとコミュニケーションが出来ないのです。 しゃべるのは出来ます、しかし、こちらが何かを言った場合の切り返しや会話のキャッチボールが下手過ぎます。

ほとんどが言いたい事をしゃべって、こちらが「必要ありません」と言うとそこで終わりです。しかし、本当のテレアポは相手が何かを言ったところからスタートします。

NOと言われてそのまま引き下がっていたらアポなんて取れません。ただし、切り返しと言ってもしつこくするのではなく、相手の本心を聞きだす作業が必要なのです。 電話なので相手の表情が見えません。ですので、NOと言ってもそれはテレアポなので反射的に断っている場合があります。

ですので、このNOが本当にNOなのか?そこの見極めが重要です。 こういう事が出来る為には、某読みではなく、相手ときちんとコミュニケーションが出来る能力と練習が必要です。

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